生活年齢

前の職場にいたときも、その前の職場にいたときも、生活年齢というのは、いつでも大切にしていた視点です。今の職場でも、7歳なら7歳に、10歳なら10歳に、12歳なら12歳に、出会ってほしい学習内容や文章があるのではと、そう思っています。教科書をそのまま忠実に進めていくことには、やや抵抗がありますが、特に国語や社会については、その学年のときに出会っておきたいこともあると思っています。
いろいろ、頭の中では構想があっても、それをまだまだ表現できていませんが、下地や基礎を作ることと、生活年齢にあった教材に出会うこと、その両方を少しずつ進められたらと思っています。そこで、必要なのは理論と実践です。理論と実践の両輪がしっかりしていないとうまくいかないと思います。はじめはとにかく自分の考えに合いそうな理論をどこからか見つけてきて、徹底的に調べて考えてみるのが、私のやり方。私は二元論者なんで、アリもナシもいることをはなから承知なんで。前者については、日本語の文法や文章の構成などについて学んでいる最中です。そして、後者については、

国語教科書対応―外国人児童・生徒を教えるためのリライト教材
光元 聰江 (著), 岡本 淑明 (著)
国語教科書対応―外国人児童・生徒を教えるためのリライト教材
とりあえず購入して読んでみている。これはある意味、理論というよりは実践によって積み重ねるものでもあるし、「自分で目の前の子供に合わせて作ってみること」とこちらに投げかけている部分もあるので、とにかくやってみようと思っています。自分なりのアイデアをもって。自分なりのユーモアをもって。