鉛筆を落とさない

例えば、授業中に鉛筆をよく落とす子どもがいたとします。そのとき、こちらはどうするでしょうか?「何回落とせば気が済むの!」と叱りますか?私は、「何でこんなに落とすんだろう?」と思って観察します。興味をもちます。それで、そこからこちらの工夫が始まります。今回はとりあえず鉛筆と消しゴム置き場を作りました。100均の滑り止めシートを小さく切ったものです。たったこれだけで、「決まったトコに置いているね、素晴らしい!落とさなかったね、やった!」と、ほめることができます。ほめられただけなのに、不思議と次もまた気をつけようと、子どもは注意するようになります。注意されたときは注意しないで、注意されてないのに注意する、なんとも不思議ですが、こっちの方が「わっはっは」です。