CDが動くまで

幼い子どもがCDプレーヤーと遭遇した場所に居合わせました。彼はいろんなボタンを押しまくりました。すると、ある大きめのボタンを押すと液晶画面がピカッと光って「HELLO」と出ました。もう一回押すと、光は消え、他のボタンを押しても何も起こらなくなりました。それを数回繰り返すうちに、『電源ON』をスムーズに押すようになりました。
次に、『電源ON』のまま、『再生』を押すと、中のCDが「キュルキュル〜」と音を立てて動き出しました。それを何回も繰り返していました。
次に、CDが回っているときにふたを開けると回っているCDがむき出しになっていたのが楽しくて、数回繰り返していましたので、さりげなく蓋が開かないように重しをしました。すると、蓋を開けるボタンを押しても開かないので、この行動は徐々に減りました。
そして、『再生』を押して間もなくすると、大好きな歌が聞こえてくることが分かり、『再生』を押して、音楽に聞き入るようになりました。

これって、行動形成:シェイピングといえるような気がします。良いもの見せてもらいました。