電車に乗る・・・(2)

電車に乗って目的地まで行くことを、自分なりに課題分析しています。粗い部分、細かい部分が出てくるかと思いますが、自分なりにまとめることを目的としているので、ご容赦ください。また、昨日書きましたが、養護学校聾学校という名称は、便宜上このまま使用しています(特別支援学校と呼ぶべきかもしれませんが・・・)ので、あしからず。

2.切符を買う
さて、早速難関に出会いました。切符を買う際には、さらに細かいステップが必要です。

  1. 切符売り場に行く
  2. 料金表を見て、料金を確認する
  3. 販売機で「こども」「金額」「枚数」「往復」などのボタンを押す
  4. お金を投入する
  5. 切符を受け取る

こんな感じでしょうか。まず切符売り場を確認しなければなりません。「買う」といえばスーパーやコンビニのように、店員さん(駅員さん)が立っていて、そこで買い物をすると考えるかもしれませんが、無人の販売機を利用することのほうが多いでしょう。もちろん、定期券という選択肢がありますが・・・。料金表の読み取りもまた難しいですね。数字や料金の「幅」(この駅からこの駅までは同じ230円など)を理解しなければなりません。こうやって考えると、この「切符を買う」という項目には、様々な学習内容が隠れていますね。こういった内容を技能的に学習する場を、自立活動などで設定したいと考えています。
※ちなみに、この機能分析は、私の暮らす街にある電車をモデルにしてますので、少々皆さんの街の電車とは異なるかもしれませんので・・・。