学習態勢づくりについて・・・③

学習態勢づくりにおける活動の工夫についてです。私は、3人の子どもたちの学習態勢がある程度出来上がるまで、4つの小課題を40分間で行うような内容をしていました。取り組む前に、写真と数字と枠で、4つの課題内容と順番を伝えました。いわゆるスケジュールですね。そうすると、4つの小課題に打ち込む姿が多く見られてきました。また、集中しているので、40分はあっという間です。
視覚的な支援を含んだスケジュールは、子どもたちにとってわかりやすいもののようでした。「これやって、あれやって、そして、最後にそれをやろうか?」と言葉で言っても、子どもは「?????」になることがあるでしょう。「?????」になることの方が多いでしょう。意味を押さえるポイント、拠り所として、写真やイラストなどの視覚的な情報は、必要だと思います。
おすすめのリンク集にも入れさせていただいてるんですけど、ja12cさんが管理してある、"千里の道もどこまでも"は、いろんな絵カードがいっぱいで、私は活用させてもらってます。(時々掲載される音楽ネタも私は楽しみにしているんですけど・・・)
最近読んでいる本(こちら)にも書いてありましたが、コミュニケーションの手段は1つではないし、これじゃないといけないということもないと思います。大切なのは、本人がより分かりやすいコミュニケーション手段に気付いて、活用することかなぁと思っています。何か1つの答えを見つけ出そうとすることは、必要ないような気もします。