PECSについて・・・③

PECSは自発的なコミュニケーションを目指しています。なので、要求を最大限活用しているんですが、プロンプトは身体的なプロンプトを基本として、早い段階でフェイデングするので、指示待ちになりにくいという特徴があると思います。
実践していくと、要求場面がほとんどなので、コミュニケーションが成立すると、どんどんそれが強化されていき、自発的なコミュニケーションは積極的に展開されていきます。
経験からも、このことを強く感じていて、本当にコミュニケーションブックの活用法や、絵カード交換のシステムを理解していくと、自信を持って子どもが発信してくる姿が見られました。
また、基本的には無誤学習なので、要求場面で、輪をかけて、どんどんコミュニケーションが成立していくように思います。
でも、無誤学習にするためにはやはりチームを組んで行う必要も感じるんですが・・・。特にフェーズⅠ・・・。
本当に機能的にすべてが組まれているなぁとつくづくそう感じます。みなさん、やってみると本当にそう思われますよ!