授業批評力

年が明けて、今年度もあと3ヶ月になりました。今年度あと3ヶ月で、やっておきたいことは「授業批評力向上」のアピールです。今年度、たくさんの授業研修を見てきましたが、これからも授業研修を大切にする体制は続いていくのではと思っています。そのときに大事なのは、授業後の検討会(反省会とかいうところもあるようですが)です。参観者がどの程度、自分なりの授業批評をできるかが、授業者に対してもまた参観者自身に対しても、授業研修の還元になると思います。間違えてはいけませんが、批評であって、批判ではありません。ここがダメだ、あれが違うと、ダメ出しばかりするのではありません。何がどう良かったのか、悪かったのか、どうすれば良いのかなど、そのあたりを自分の考えや実践ももとにしながら分析できると、検討会も内容が濃いものにあるように思います。授業を成功させるとか失敗させるとか、そういうことはあまり意味をなさないのです。子どもたちのことを真に考えて、良いと思う課題、題材、目標、教材、手立てなどを考えれば、それだけで「失敗」などという言葉は無縁になると思います。そこで、課題の見立ての正確さや、目標に対する教材やその手立ての合致性などを見ていくことが大切だし、意味深いと思います。私自身もまだまだ未熟者ですが、しっかり同僚さんとともに学んでいけたらと思っています。