学校・・・。

一学期に学校での様々な場面をビデオ撮影し、その編集作業を行っています。学校は物理的に、人的に厳しい部分があると言われることがありますが、実に様々な取り組み、支援の工夫があることを発見しました(同じ学校にいて気づけない自分の観察力の無さを反省しつつ)。ワーススペースやクールダウンの部屋を確保したりすることは難しいんですが、場所の配置を工夫したり、クールダウンの時間を設けたり、限られた条件の中で行われていました。「言葉かけ」に関しても、実に配慮された声のトーン、必要最小限の声かけ、あるいは文字による言葉かけなどがありました。
「なぜこの支援なのか」「なぜ文字なのか」「なぜこの大きさの声なのか」という疑問に、はっきりとした意図で返してくれるような、そんな支援がたくさんありました。もちろん、「プラスアルファ」を求めたい部分もありますが、まずは学校の今の支援を認めて、その支援の良さを提示し、さらなる支援への活力になればと思っています。
『好子出現による強化』ですね。
高畑庄蔵さんの本にもこうしたことのヒントが書いてありました。
みんなの自立支援を目指すやさしい応用行動分析学―「支援ツール」による特別支援教育から福祉、小・中学校通常教育への提案
「教員の研修を行動分析する」という感じのものがありました!!