一読総合法

今、新美南吉さんの「あめ玉」という物語を読んでいます。昨年度は、基本的にまず全文を読み概要をつかんでから各段落を見ていったんですが、今回は内容的にも一読総合法を活用してみました。
一読総合法は、全部のあらすじを先に読まずに、一段落ずつ見ていく、いわばハラハラ読み、ドキドキ読みです。
すると、次の展開に子どもたちは興味津々で、想像を膨らませながら読み進めています。「次はどうなると思う?」と聞くと、面白い答えが次々出てきました。
今年度は「読んで楽しめる」ようにいろいろ仕組んでいこうと思っていますが、この一読総合法は、そういう意味でとても有効でした。
「本好き」を育てるとかいうのはおこがましいですが、「読み好き」の心は育てたいものです。