忘れられない年度末

25日に、数人の先輩方と改造マウスづくりを「一緒に」行いました。「一緒に」マウスを改造する、半田ごてさんに翻弄されることができたことを、私は本当に嬉しく思います。今の職場では、本当に3年間、周りから見れば突飛なことばかりをやってきたように思います。それでも最後に数人の先生方が一緒に突飛なことをやってくれたこと、そして、改造マウスが完成したときに嬉しそうな表情を浮かべてくれたことが、本当に本当に嬉しかったです。若造が生意気なことを言いますが、「伝わった」と、そう思えました。一度は失敗を確信し、落ち込む私のところに自作のスイッチを掲げながら走って教室に入ってこられた先輩の姿、忘れません。そういうタイプじゃないんです。一人だけうまくいかずちょっと焦る先輩の姿、忘れません。そういうタイプじゃないんです。その横で成功して喜び、派手にガッツポーズする先輩の姿、忘れません。そういうタイプなんですけど。
スイッチを押してスライドが動いたときの感動を、今度はぜひ子どもたちと一緒に味わっていただきたいと思います。

この世界での7年間の最後に同僚と半田ごてをともに振り回せたこと、本当に忘れません。
そして、新たな場所でも私はきっと何かを振り回すでしょう。最初は空振りの連続でしょう。でも、7年後にはきっと振り回す仲間がいると、そう信じることができそうです。
しばしのお別れを惜しみながら、また会える日を楽しみにしています。僕らを繋ぐのは、そう、半田ごてかもしれません。