本屋にて・・・。

昨日門先生の講演会から帰る途中、本屋さんに立ち寄りました。学校で使う絵本を探しに児童書コーナーへ。私はレオ・レオニーやエリック・カールの本を探していたんですがお目当ての本だけがなくて、他の本をいろいろと見ていました。そこにまだ3歳くらいの男の子を連れたお母さんが現れました。男の子が本を手にとって読んでもらいたい本を探しに来てるのを、後ろからついてきたようなお母さん。男の子は本が好きなようで、本棚に手を伸ばしては楽しそうに声を出してました。すると、手を伸ばして本を掴んだ拍子に1冊の本が棚から落ちてしまいました。このお母さんはどうするかなぁと思っていると、落ち着いた低く小さい声で、「どうしたの?」と聞きました。おやっと思って続きを聞いていると、男の子が「落ちた」、するとお母さんは「どうするの?」男の子が「拾う」、お母さんは「そうだね、拾おうね」と続きました。また、目線を男の子の位置まで中腰になって揃え、「○○君、ママ見て。はじめに○○して、そのあとで本を読もうね」とも話してました。本が落ちた場面では、ストレスの感じない会話が展開され、男の子は自分から「ひろう」という言葉を言うことができてました。また目線を気にしながら、このあとの予定、順番を静かにゆっくりと男の子に伝えていたお母さん。とっても雰囲気の素敵なお母さんでしたよ。見習うことの多い場面でした。